2020年 01月 14日
横綱相撲 |
連休。暇なので大相撲を何気なく。私たちの子供のころの人気力士は栃錦、若乃花。ひねくれ者の私は鏡里のファン。春場所は本場所になる前は今は取り潰された大阪プールで巡業場所。父親の官舎が近くだった関係でよく見に行く。特に初っ切りがお気に入りだった。その後本場所となり、父親のつてで府立体育館での春場所に。切符を世話してくれた人の前で「鏡里が負けたからおもろない」というと、母親が慌てて繕っていたことを思い出す。その後何十年かがたち、耳鼻科の久保教授夫妻より毎年春場所に招待されるようになる。久しぶりに見る大相撲はやはり迫力満点。その久保夫妻も相次いて10年以上前に死去。その後は時折のテレビ観戦。巷で批判されているように白鵬の相撲はいただけない。張り手、かち上げを主武器とする横綱は見たことがない。唯一思い出すのは大関松登のぶちかましである。彼はこれ一本で大関に。これはかち上げとは大きく異なる。しかも腕にはサポーター。自分の腕の衝撃を緩和するためなのか、より強い衝撃を相手に与えるためなのか。いずれにしても感心できない。相手もやり返せばよい、という意見もあるが、横綱に対して張り手、かち上げをする力士はいまい。それを考えると横綱はこのような手を使うのはいかがなものか、という意見への賛同が多いのもうなづける。横綱相撲、それができなければ引退、それが横綱の歴史。先場所張り手、かち上げKO負けの遠藤が、それをかいくぐり白鵬を裏返しに。その後起きた遠藤コール。ファンが横綱相撲を期待する現れともいえる。これは社会でも同じ。立場に応じた対応、出処進退である。写真はシャーロックホームズ風のジョリー、アミ―。
by amitohyama
| 2020-01-14 13:20
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