2019年 08月 05日
天国の鎌田がないとるで、阪神さん |
元阪神の鎌田実氏がなくなった。昭和37年、39年優勝時の二塁手である。当時阪神はサード三宅、ショート吉田、セカンド鎌田。因みにファーストは藤本(島倉千代子と結婚)と遠井(ゴローちゃんの愛称でヒットは打つが鈍足)。阪神のこの内野陣は鉄壁と謳われ、華麗な守備が売り物。吉田は牛若丸と言われ広い守備範囲と、ファインプレーをファインプレーと思わせないグラブさばき。三宅は派手さこそ長嶋に劣るものの、守備範囲の広さと確実性は天下一品。しかし、日本シリーズの前にボールを目に受け、苦難が始まる。特に嫁はんが詐欺で捕まるなど。鎌田の得意技はジャンピングスローとバックトス。それにボール打ち。見事な大根切り。特にバックトスは鎌田が最初とも言われる。試合前のシートノックには多くのファンが詰めかけた。ノッカーがわざと難しいボールを打つ。難しいボールをいともたやすく、簡単にかつ華麗にさばく内野陣。試合前にして感嘆のため息が出たものである。翻って、今の内野陣。昨年の失策は100を超え、リーグ最悪。今年もすでに86.特にサード大山は打たん上に、失策王。糸原もフライは落とすはごろの不規則バウンドに対応できないわ。糸井は1アウト3塁のピンチでファールフライを取って失点。しょうもない盗塁死。野球脳の欠如と言われても致し方ない。それに輪をかけたのが新外人。9試合で4失策。スカウトは本当にソラーテのプレーを見て選択したのか疑問である。正に草野球以下。阪神の外国選手のチェックの甘さが露呈している。我々の期待は過度ではない。昔の華麗さを求めているのではなく、普通の守備レベルをお願いしているのである。守備は練習と言われる。ホンマに必死で守備練習をしているのやろか。首脳陣の問題。ただ、高山に外野守備は間違いなく向上。しかし、打てんは守れんでは、去年から何が進歩したんや。投手もしかり。コントロールの悪い小野を救援に使うのはだめ。2回KO投手の岩田を使うなら、来季を考えて、若手にチャンスを与えるべき。6.5差とはいえ、これで優勝なんてありえない。それでも甲子園は満杯。ファンも考え直した方がよい。天国の鎌田が泣いてまっせ。写真は暑さにも阪神の守乱にもめげずに笑顔のアミー、ジョリー。人格者です。
by amitohyama
| 2019-08-05 11:33
|
Comments(0)