2019年 06月 26日
謝罪の方向が間違っているのでは? |
女とザルは芸のこやし、と言われたのは今や昔。大学教授が置屋から出勤したのもいまや伝説。かたぐるしい世の中になったとの意見もあるが、それも時代の流れ。時代に即応して生きてゆかねばならない。吉本の芸人さんが事務所を通さずにやみ営業。しかも詐欺集団から金をもらう。周りの芸人はじめコメンテイターが種々の意見。記者会見で謝罪経験の豊富な我が身として感ずることがある。相手が詐欺集団だと知っていたか知らなかった(知っていたなら当然アウト)を議論の訴状に挙げても無意味。ポイントは次の二点。まず、芸人も吉本も詐欺集団の被害者に対する謝罪がない。第二は謝金をもらっていないと口裏を合わせてうそをついたことである。ツイッターで呟くだけでなく、代表者が記者会見で上記2点の謝罪をすることが、沈静化への道かと。さらに問題なのは吉本側である。聞けば契約書がないとか。通常は契約違反として処分する。ところが芸人との雇用契約書がない。恐るべき前近代性。この体制を変えなければコンプライアンスなどを口にしてもまともな企業としての認知は得られまい。今回の事件を含めて、吉本側に説明責任があると思うのだが。説明責任もどっかの金満政治家のように受け取らないのだろうか。写真:今日から梅雨入り。アミー・ジョリーも空梅雨の暑さに基地をあんぐり。
by amitohyama
| 2019-06-26 12:44
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