2019年 05月 30日
寛容の必要性 |
俳優の佐藤浩市が「やばいと腹を下す総理」の設定で演技したとインタビューに。それを見て「安倍総理への批判だ」、「三流役者のくせに総理をばかにして」などネットや安倍応援団を中心に非難が。その前には女性タレントが沖縄の辺野古埋め立てに反対、と意見表明すると「タレントのくせに政治的発言をするな」とこれまたネットで。嫌な風潮である。もともと芸能は庶民の不満の発散として発展してきたもので時の権力者批判はあっても普通である。時事漫才などはその典型。落語もしかりである。それを時に権力者に近い思想を持つものが抑え込むのはいかがなものか。日本の経済は国家社会主義とよく言われるが、それでも民主国家である。国全体として右傾化が進む現在、もう少し寛容であるべきかと。世界の風潮も民族主義主体である。自分自身もその傾向はあるが、極端に走りすぎてはならない。戦前に戻ってはならない。写真は去年の夏のジョリー。吉野の大塔川の清流で。夏近しです。
by amitohyama
| 2019-05-30 14:17
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