2019年 03月 22日
政党政治の終焉 |
昭和23年に医療圏が定められた。大阪では8の二次医療圏があり、その医療圏の範囲内でベッド数が決められている。泉州南部や河内の一部の地域では医師不足が著しい。しかし医療圏としてみると、医師不足の地域はないとの判断。また医療圏を超えて病院の移転は元素置くとしてできない。さらにおおきな問題は、大阪府の医療行政を任意団体の医師会が握り、医療圏を金科玉条のごとく維持している。戦後、通信手段、交通手段、社会制度、人口分布などが大きく変わったにも関わらず、医療圏には手が触れられていない。医療圏の存在が医療の柔軟な改革を止めていると言わざるを得ない。地方の自治体の在り方も同様である。これまでの区割りが問題を生じているのなら変えればいい。ただそれだけである。その事が混乱を招くからどうか、という考えは、既得権の保護と言わざるを得ない。大阪府の政治は極めて危うい状況に来ていると感じている。それは堺市の事案である。市長による1億2千万にも上る不正経理を既存政党が選挙のため見逃して不信任案を否決したこと。政党政治の終焉といってもよい。党利党略、ここに極まり、と感じたのは私だけであろうか。情けないと思うに加えて、政治に関心を失う人の増加につながると、危惧する。写真は牢名主ジョリーとそれに使えるアミー。
by amitohyama
| 2019-03-22 12:44
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