2019年 03月 11日
経営哲学が問われる今 |
庭の馬酔木も近所の河津桜も満開で春近し、ですね(写真)。ただ阪神はあきませんな。最下位やったのに死ぬほど練習せんと、和気あいあいの結果がこれですわ。それはさておき、最近バイトのこと、人手不足などが、話題になっている。我々が学生の頃、バイトといえばまず家庭教師。緊急の際には洋酒喫茶のボーイぐらい。従って麻雀に負けると梅田阪神前の陸橋の下で手配師の案内を待つ。陸橋を上る姉ちゃんのミニスカートの奥にチラつく下着を目で追いながら、浮世の非情を嘆いたそうな。筆者はこのような経験がないことは断固、述べておかねばならない.この職種、当時はにこよん、と称された。日給240円、だからである。今から50年前の話であるが、当時は正規採用が殆どで、バイトはその補充にしか過ぎなかった。それが今では、バイトや派遣社員が企業の実働部隊。正規採用よりもグンと数が多い。企業がつぶれてしまえばそれまでなので経営重視はやむを得ないが、度が過ぎた結果がバイト生活、派遣生活の横行である。人件費が安いところに進出するのも致し方ないが、企業秘密まで売り渡しての海外進出は、中国進出は国としても禁止すべきである。企業の在り方、まさに経営者の哲学が問われている。原発を製造している日立のトップが経団連の会長。原発推進の旗を振りまくる。正に利益相反。このような人物が経済界のトップ。嘆かわしい。
by amitohyama
| 2019-03-11 10:54
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