2018年 12月 21日
人生の達人になりたいものです |
今の職にいるとがんの患者さんと向き合う機会が増える。生きること、人生に対しても考えさせられることが多い。ある患者さんは、がんと宣告されてかえってよかったと。「なんでかというとな、誰かがゆうてたけど、これから先の人生をどうあるべきかを考える時間が出来るやん。特に脳梗塞や心筋梗塞のような突然死やと親しい家族、友人にサヨナラすらいわれへん。ましてやラブホテルで頓死してみい、カッコ悪るすぎるやん。それにな、葬式の時なんて、本人から参列者にお別れの言葉なんて、ないやろ。俺、もう準備したんや、嫁はんには内緒やけど。そら、抗がん剤が効いて、手術で全快、これがゴールやけどな」。確かにそうである。人生の達人やな。70を過ぎたら人生の達人でありたいものである。どえらい高給をもらいながら、セコイおっさんにはなりたくないですね。写真は出張帰りでご機嫌のジョリーと急に食欲の出たアミー
by amitohyama
| 2018-12-21 17:26
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