2018年 07月 23日
祇園祭になると思いだしますね |
暑い、たまらなく熱いですね。暑いといえば大阪は天神さん、京都は祇園祭。祇園祭、通常は梅雨の終わりの蒸し暑さ。ところが今年はカンカン照り。祇園祭といえば、学生時代のこと。当時の我々の夢。「ええ女と祇園さんにこなあかんで。しかも浴衣着た女やな。床で鴨川見ながら昼飯。うちわなんぞが似合う女がええな。膝枕できたら最高や。夜は嵐峡館で。温泉に入って、二人で保津川を見下ろして、しっぽりや。いずれはこうならなあかんで、ほんま(注:嵐峡館は嵐山で船で行く旅館。嵐山唯一の温泉旅館。保津川を見下ろす絶景の宿。しかし、最近経営破たんし、星野リゾートの傘下に。無茶高いそうである)。まわり、アベックばっかしやんケ。男4人、鴨川の土手で、西瓜食うとったらあかんで。来年こそ夢実現や!」。50年後の今もその夢はかなっていない。ことあろうか、そのうちの一人、この夏の盛り去年の8月2日に帰らぬ人に。思い出すと蝉の声がうつろに聞こえる夏である。 この暑さの中、アミー、ジョリーを連れての日帰り旅行。前日に知らされる。なんと、朝7時半に梅田集合。前の晩にきれいなねえちゃんたちと深酒(ホンマにええ子おったんやけど、そこは紳士のクリスチャン、最後まで行ってませんし、泥酔で行けません)。まだ昨夜の余韻のネエちゃんたちとの桃源郷のさなかの早起き。早朝の二日酔いのつらさ。並みじゃおまへん。這うようにして集合場所へ。犬とボンレスハム状態のおばはんの集合体に思わずえづく。ガイドはカリスマガイドの平田さん。このおっさん、テレビに出るたびに3年前のツアーの写真(アミージョリーに年寄り夫婦がアップで)を大宣伝。そのたびに、「先生、ええ老後でんな」との電話多数。このおっさん、よう喋るし、おもろいから、寝てられへん。着いた場所が、大塔温泉下の吉野川。透明度抜群(写真下)。ジョリーが喜んで川に入るも、水が澄んでいるので、川に入っているかどうか写真ではわからない(写真中)。アミチャンは、水が嫌いで、食事を前にしても不機嫌(写真上)。皆がギャアギャアしているあいだ、私、ただ一人エスケープし、大塔温泉日帰りの湯へ。湯船は私だけ。長湯でええ気分で集合場所に出向くも、温泉で汗をかき、暑さで汗をかき、ボンレスハムで冷や汗をかきで、熱中症状態。青息吐息での帰還でした。
by amitohyama
| 2018-07-23 10:38
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