2018年 05月 23日
嘘と保身の社会になりました |
最近、うそやとわかっていてもそれがまかり通る風潮がある。森友問題、安倍さんの嫁はんが起点で、うそと詭弁で塗り固める。加計問題、安倍さんのお友達が起点であとは同様。セクハラ問題、麻生副総理財務省ぐるみであとは同様。国民はとうにうそつきは誰かを見抜いている。それなのに、なぜ政権が維持できるのか。まさに、野党のだらしなさ、現状にこだわる再編成。そして与党内の議論の消失。あべ1強で,理念が合おうが合うまいが禅譲待ち(理念があればの話だが)。それを見た官僚も右に倣え。自民、官僚がヒラメ大漁状態。それに公明が与党のおこぼれ欲しさに党是と合おうが合うまいが下駄の雪。自衛隊の文民統制のことも含め、上記問題は三権分立の根幹の問題だが、「重要法案の審議が」、と誘導。 嘘と保身の流行の象徴が日大問題。監督・コーチの指示を選手が理解していないことがあのタックルの原因と日大。それなら、なぜ、1度で退場させなかった。それならなぜ、退場後学生を叱責しなかった。これらのことはなのタックルは監督、コーチの指示であることを示している。しかも、いやいや謝罪に行く服装がピンクのネクタイ、それはないわな。学校の名前を間違える。これは問題外。公的に謝るときのポイントの第一は相手の名前を間違わんこと。要するに、こいつは。本気で謝る気がない、ということ。しかも、贖罪に耐えきれず学生が一人で会見。これまで、何度か謝罪会見を見ているが、これほど完璧の会見は類を見ない。それに比して日大の対応のまずさ。まず感じることは学生一人守れずに、大学ですかと。普通なら、すぐに会見。スポーツマンシップに反した指導をしてもうしわけない、監督、コーチ、総辞職をします、と。そして相手側にすぐに謝罪。この当たり前のことすらできない日大、20歳の学生をさらし者にして、平気で、なおかつ監督、コーチには責任がないとのコメント。火に油を注いだ。当該監督は常務理事で学内の実力者。出てくるコメントは、監督の擁護ばかり。ましてや学生から聞き取りもしていない。恐らくこの問題の処理にあたる会議にはこの監督が出席しているのであろう。普通は当事者ははずし、必要があれば、意見を聴取する。世間の信用を得るには公平性、透明性が第一であるから。理事長、そして取り巻きの執行部が「アホ」としか思えない。広報のおっさんを批判する意見もあるが、それは筋違いである。広報部はコメントを読むだけ、作成はしない。大学の執行部で検討し、後方に回し、公表。恐らく、コメントの作成の折に当該監督の顔色を見ているのであろうし、それを理事長も許している。日大という大学から高校(ひょっとしたら小学校まで)まで抱える巨大組織の長がこんな不見識とは、恐れいる。そういえば、理事長選挙のたびに週刊誌を賑わしている大学であるし、闇の部分もしばしば指摘されている。文科省の私学助成課、存在意義を世に見せてほしい。(写真は青緑で有名な瑠璃光寺。安倍さん、麻生さん、財務省、加計さん、内田監督、日大理事長、心を洗いに出かけたらどうですか。アッ、あかんか、このメンバーではよからぬ相談が)
by amitohyama
| 2018-05-23 10:03
|
Comments(0)