2018年 03月 30日
タイガースのマジック143が点灯しました |
いよいよ開幕。不安が一杯。ナンセ、打たんし、打たれるし、失策ばかり。尼崎商店街では阪神のマジックが。例年のこと。しかし、マジックがこの10年消え去ったことはない。それでも、心の片隅で、ひょっとしたら優勝と、考えている自分が可哀想。私大の経営見通しが公表。かなりの大学が破たんの可能性。周囲を見ても、むべなるかなと思う。大学の収入は受験料と入学料が柱。当然、これだけではやっていけないが、まずいい学生が集まるか否かが一つの勝負。その為には就職率、カリキュラムポリシーはもちろんのこと、その大学の特色を打ち出さねばならない。当然広報力、質の良い教員が求められる。これだけでも莫大な費用がかかる。普通のヒトは大学経営などには手をださない。資金的に余裕があり、自分の大学の特色を軸とした企業的才覚、これが必須条件。もう一つ大事なことは忍耐力である。オーナー(あるいは理事長)が「この大学は俺が作ったんや、俺のもんや」との気持ちで好き放題口を出すと、教員の意気が萎え、大学はボロボロになる。教授会がちゃんと機能している大学は活性化してゆく。ダメな大学は国公立ではアホな学長が、私学では理事長が横暴を極めている大学である。ましてや、教授人事などに口出しをしては、厳にならない。この責任の一端は文科省にもある。なぜならトップの権力強化を指導してきたのは文科省だからである(だから文科省は時の権力者に弱いのでしょうか)。なるべき人がなればいいのだが、かなりの大学ではなってはいけない人がその地位についている。私学のオーナーはこの事をわきまえ、財務的な支援策を講じることに専念すべきである。先にも述べたが、金儲けの道具や見栄で大学を作ってはならない。本来、大学自体は人材育成、教育、研究の場であり、鉱山ではないことを肝に銘じてほしい。(写真は春眠暁を覚えず、のアミー)
by amitohyama
| 2018-03-30 11:42
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