2017年 12月 27日
今の美容外科は医療だろうか |
先日来、梅田の御堂筋線改札口前の広場に立つかなりの数の柱、すべてに、某美容整形の宣伝が。明朗会計、りょうしんてきをうたい文句に。なんやどっかの風俗の宣伝みたい。この広告、一体どんだけかかるんねん、儲けすぎやろ、と突っ込みを入れたくなる。一方では、自家用飛行機や、高いワインや、寄付や、とセレブを売り物にしている美容整形も。またテレビもこのおっさんを持ち上げすぎ。彼らに共通するのは彼らのセレブの原資が、自由診療で取り放題取った「診療報酬」である。美しくなりたい、その思いが少しでもかなえば、心も安定するかもしれない。その意味から、私は美容整形を否定するものではない。人の弱みに付け込み、あまりの暴利。それをまた自慢げに吹聴する。品性が問われる。しかも、正常な状態をより美的に変えることが医療だろうか?病気を治すことが医療とすれば美容整形は医療ではない。極論すれば散髪(理容)、ライザップ、エステのたぐいと変わりがない。メスを入れるための医師免許である。ちなみに、手術の瘢痕を治したり、乳房再建、切れた神経の接続、これらの領域は形成外科と呼ばれ、美容整形とは全然異なる。美容外科に進むに多くの人たちは当初から金目当てと思われる。そうでなければ、患者?の生き血を吸いたい放題吸って、セレブを気取るはずがない。不必要な経費は本当の良心があれば、患者?に戻すだろうから。勤務医や大学病院で働く医師が安い給料でも働くのはなぜか、彼らには考え直してもらいたい。彼らの領域が医療と言うのなら。 写真はアミーが袴、ジョリーが着物、正月用の写真撮影。両方ともウンザリと言う、不機嫌極まりない顔です。
by amitohyama
| 2017-12-27 15:36
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