2017年 12月 20日
えらい時代になりました |
一世紀前の医学部の教授の中には置屋から出勤した強者がいたという。半世紀前には寿司屋の女房に手を出し、包丁で追っかけまわされた教授もいた。その当時は私生活には鷹揚であったが世間体が重視されたのだろうか。医学部を担うと衆目の助教授、勿論、彼女がいたらしい。嫁はんはそれでいや気をさしたのか、有名人と愛の逃避行。いよいよ教授選。彼を教授にするために嫁はんをもとの鞘にと、周囲が奔走。無事ご帰還され、彼も無風で教授昇進。小生が卒業したころは、「あそこはxx先生の店(愛人のという意味)やから、わかっとるな。気い付けてしゃべれよ」と先輩からの助言。30年近く前には「某所で心筋梗塞で亡くなる」教授も時折。友達の話であるが、彼を可愛がっていた教授が死ぬ間際に、分厚い封筒とメモを彼に手渡し、「柳川の子やねん。届けたてくれへんか」と。数か月後彼は学会と嫁はんに嘘をつき、九州柳川へ。それを手渡したとき彼女は化粧が崩れるほどの涙だったとか。今ではこのような人物は絶滅。その代り、しょぼくセクハラやこそこそと。しかし、それもやむを得ない。世をあげて、「不倫告発」時代。文春などはそのエネルギーをもう少し社会問題、政治問題に使ってほしいものだが。「今ホルモンがピークの人たちはたいへんやで。風俗も命がけやしな」これが友達の若い世代へのお悔やみである。(アミー、ジョリー、クリスマスモード)
by amitohyama
| 2017-12-20 11:43
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