2017年 11月 15日
絡み酒には近づいてはいけません |
日馬富士が暴力沙汰を起こした。どうもこの横綱、酒癖が悪いらしい。小生の周辺にも昔から酒癖の悪い輩がいる。故B教授などはその典型。5時前から教授室で酒を飲み始める。酒が進むにつれ、目つきが悪くなる。そうなると絡み酒が始まる。中ノ島時代の話である。我々の部屋は4階。便所がない。3階の便所まで降りるのが面倒で、暗室の流しにて用を足していた強者が昔にはいたらしい。卒業してすぐのこと。階段を下りて左折。突き当りの便所に行った時のこと。用を済ませて、すっきり。実験の再開に向けて気分一新。さてという時、この絡み酒の罠に絡まったのである。このB教授は小生の使えるS教授と兄弟弟氏。ところが仲がすこぶるいけません。5時前から延々と仕事のことで絡まれ始める。腹の中では「お前とこの仕事、しょうもない紀要ばっかりやんケ。そんな奴になんで説教受けなあかんねん」と思いつつも目線を合わせないように下向きにし、「はあ、はあ」の繰り返し。小1時間たつと辛抱ができない。「先生、すんませんが、上でラットの実験中ですねん。これで失礼します」と虚言を弄し、逃げ帰る。その後は便所によく時は階段を下りて右折。これが、我がグループの不文律となる。絡み酒とわかると、酒に目のない私でも、そいつとは二度と飲まない。これもまた私の人生訓である。 さて日馬富士の暴力事件。最近は相撲はあんまり見ない。それでも気が付くことがある。それは横綱、特に白鵬が張り差しを多用することである。我々の子供のころ、鏡里、吉葉山、少し下って栃若、柏鵬まで。横綱が張り手を乱発していた記憶がない。確かに48手の一つでルール違反ではない。しかし、番付の最高位の横綱が下位の関取に多用するのは品がないと感じていた矢先のこの事件。起きるべくして起きたとも感じる。さらに、不思議なのは貴乃花。弟子に被害届を警察に出させておきながら、協会には一切報告なしとか。組織の在り方も知らないとすると、親方失格である。協会トップの八角理事長とは不仲が噂される貴乃花。意図的とすれば、親方としての品位を欠くといわれても致し方ある撒い。国技と称するのなら、品格(心)、地位に応じた技(技)、体を身に着けた人材の育成が改革の基本かも。(写真は正月用の着物と袴を着せられてやや不機嫌なアミー、ジョリー)
by amitohyama
| 2017-11-15 12:16
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