2017年 11月 09日
人生の陥落を何とか防ぎました。 |
先日、ええとこで、セレブ二人と食事をいただいた。帰る段、車も手配。正に至れり尽くせりである。セレブ二人はネオンの波にのまれで姉ちゃんの元へ。真面目な私(煙たかったから、二次会を外されただけかも)車に乗り込んで、数分、電話を思い出し、ポケットで携帯を探る。すると何やら分厚そうな束に触れ、膝に置く。薄暗い光で「なんやろ」と確かめると、札束ではないか。心は千々に乱れる。頂くべきか、そりゃあかんやろ。その時ふっと我に返る。「札束はむきだしやん。しかも多額。もらう道理もないし、向こうも気を使うこともしてへん。」慌ててほかのポケットを探る。サングラス発見。「俺はサングラスはかけへん」そこで気が付く。飯屋のおばはんが上着を間違えよったんやと。上着を見ると、小生のと異なり、いかにも高そう。これはえらいことですよ、と気づき、運転手さんに飯屋に戻るよう依頼。飯屋に戻り、セレブの一人の携帯の番号をゲット。慌てて電話する。向こう側では姉ちゃんの嬌声。ええなあ。もう一人のセレブに上着の間違いを確認。こちらに持ってきてくれることに。無事上着交換。ひょとして、「ご一緒にどうですか」の声かけをほんのちょっぴり期待しつつ、それではと車に乗り込む。なんの声もなし(やっぱりなとも思う)。無事電話を終え、帰宅就寝。ところが朝になって、メガネがないのにきづく。「あ~車や!」と心の中の叫び。「あなたは本当にダメなんだから。メガネは自腹でお願いしますよ」との関東弁のそしりが怖く、嫁はんには素知らぬ顔で出勤。ベッピンの秘書に飯屋に電話をして、タクシー会社を聞こうかと思う。しかし、この行為、デジャビュー、10回はくだらないかも。帽子、メガネ、定期入れ、携帯、この4点セットの忘れ物、落とし物の繰り返し。もし、ベッピンにもう1回頼んだら、小ボケ扱いから瘋癲老人待遇への陥落の恐れがある。よし、ここは自力で発見!と人知れず動き、無事タクシー会社を同定、電話、そして我が眼鏡を確認。昨日メガネは無事わが手に。何とか小ボケ状態維持で、安堵。緊迫の1日でした。(写真は何やっとんねん風の表情のアミー・ジョリー)
by amitohyama
| 2017-11-09 11:18
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