2017年 11月 06日
真摯に対応とは |
最近の医療関係のテレビのCMは効きもしない健康食品、サプリと美容整形ばかり。この関連の医師はテレビに出て、セレブ風のふるまい。医者は金持ち、との風評。大迷惑である。よく、医学部の教授と言うと他学部より給料が高く、新地で遊びまわっていると、いわれる。大間違いである。大学の給料は各学部均一で、医学部だけが高いということはない。しかも近年は大学に交付される国よりの運営交付金が減り続け、手取り6,7百万と言う教授もざらにいる。これでは大学の将来が危うい。一方で、美容整形の社会では、サザエさんのスポンサーを降りる東芝に代わって、あの美容外科医がスポンサーに。この人は自分が金持ちであることを隠さない。むしろ、それが自慢でしょうがない風である。どこかの弱い相撲部に土俵を寄付したり、自家用飛行機、被災地への寄付行為での露出。これ見よがしに感じるのは貧乏人のサガであろうか。「目立って善行を施すものに善人はなし」の諺を思い出させる。それだけ儲かるなら患者の負担を減らすようにするのが「医師」だと思うが。 加計学園、認可の方向とか。8月には文科省の幹部が官邸により一新され、官邸の思惑を忖度する役人が幹部についたとの噂。其の人事を聞いた時から、加計は認可されるのではと、感じていた。大事なことは手続きに瑕疵があったか否かではなく、獣医学部が新たに必要か否か、どの分野に特化すべきか、それに対する教育体制ができているか、などをきっちりと、有識者で議論し、その観点で加計が選ばれたかどうかである。また審査委員もバイオとは無縁の人物が多い。これでは・・・・、である。10年後までその答えを待たねばならぬのだろうか。すべてを透明化し、第三者による評価が求められる。そうすることが国民に真摯に待つ丁寧に対応することと思うが。(写真:秋深し、時の流れに心を寄せるアミー・ジョリー)
by amitohyama
| 2017-11-06 15:00
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