阪神、終焉です。守乱に始まり守乱で終わり。マテオのあのプレー、4月のビデオやがな。今日から来季を見据えた戦い、ですか。もう十年以上来季を見据えとるけど、見据えすぎちゃうか。僕が生きとる間に、ボケンうちに優勝!、はかない夢か。この失意の中で、「琵琶湖で石鹸運動」なる記事が目に留まる。何となく胸のときめきが。このときめきの原点は50年位前にさかのぼる。当時某薬理学教室でOGTなるツアーが企画された。OgotoTour、OGTである。今でこそ雄琴は健全な温泉街であるが、当時の雄琴は所謂トルコ風呂(その後ソープに改名)のメッカとして名をはせていた。そこからでる泡が琵琶湖汚染と社会問題に。そんなさなかに企画されたOGT。しかしながら、我々の収入では厳しい。そこでつ月3000円、積み立てることになった。満願10ヵ月を前にして、幹事の大学院生が真っ青な顔をして飛び込んでくる。「先生!えらいこってす。いかれました」「なにがやねん」と発する前にふっと胸騒ぎが。「全部か」「全部ですわ」医学部専門の泥棒にやられたのである。このような話を友人から聞いていた小生の脳内では琵琶湖=雄琴=ソープというショートサーキットを形成されてしまい、くだんの記事がこの回路を賦活させたのである。よく読めばびわこの赤潮防止のため窒素やリンを含まない石鹸を使おう、という運動であった。「そらそうやわな」と軽い失望感の中で納得。ちなみに盗まれたショックからOGTは中止になったとか(友人談)。(写真は大好物の饅頭の前のアミー。待ちきれません。)