2017年 02月 20日
世の中ちょっと騒々しいですね |
三寒四温は春遠からじ、とはよく言ったもので、春に向けて寒さ、あったかさが交互に来る2月末である。アメリカの大統領の言動に世界が振り回される姿は、まさに一昔前のコメディー映画を見るようである。北朝鮮の暗殺にも驚かされました。ロシアのKGBによる毒殺は有名ですが、それに匹敵する暗躍?(真昼堂々ですが)です。一昔前の映画のようです。中国はチベット、新疆の弾圧や拷問の後ろめたさと、北朝鮮の後ろ盾という立場からか、明確な非難をしないのも逆に奇異に取られます。日本では法に無知な法務大臣、頼りなさ過ぎて首相に「駆けつけ警護ならぬ駆けつけ答弁」をしてもらう防衛大臣。憲法9条に抵触するから戦闘とは言えないと答弁(9条では海外での戦闘行為を禁止しているので戦闘と認めれば自衛隊を引き上げねばならないので)。論理破たんは明確ですね。医療についても危惧されるのが再生医療です。シーズについては玉石混合というよりも、石以下が結構多い。小保方事件(これを引き起こした責任のかなりのところは再生医療学会にある)はまだ記憶に新しいが、それに類似する細胞に再生医療学会が傾注しているようで、気がかりである。構成員の多くは臨床の先生なのでやむを得ないところは理解できるが、臨床もサイエンスである。例えば今学会が評価していると聞くM細胞は再現性が取れないことが国際的認知に至らない理由である。そこをまずクリアしてからでしょう。またiPSを使った網膜を含む神経系の移植。個人的には機能が回復する可能性、とりわけ網膜では、ないと思うが、動物実験をしっかりやってからの人への応用、動物での回路網の再生の確認、これが筋でしょう。再生医療のもう一つの大きな問題点は再生医療を食い物にする業者が群がっていることである。効きもしないサプリと同じ。だから業者が群がるのかも。共食いで共倒れ、なんて悪夢でっせ。(写真:学ランとセーラー服のアミ・ジョリ。ちょっと、振り返って考えや!とアミー)
by amitohyama
| 2017-02-20 16:32
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