2016年 02月 08日
清原事件 |
清原が覚せい剤所持・使用で逮捕された。マスコミでは有名人のコメントが出まくりである。そのなかには極めて違和感を感じるものもある。代表的なのが桑田のコメントである。「小姑と言われようともっと友達として注意すべきであった」と。果たして彼はこのようなコメントを出せる立場だったろうか。巨人軍時代投げる不動産屋の異名を取り20億の借金を球団に残している。また引退前にはタニマチへの登板日漏えい、現金授受、賭博容疑で調査を受け、現金授受は認めた。その結果1か月の謹慎、1000万の罰金を食らっている。その彼がいかにも自分は清廉潔白の人間のように。それはおかしい。「私も汚れた身ですが、その経験から・・・・」という、枕がいるのでは。 ビートたけしのコメントも全くの的外れ。「清原がすんなりドラフトで巨人に入っていたら、ちゃんとした教育を受けて・・・」。そしたら、ドラフトで思うようにならなかった選手はみんな道を間違うのか。田淵も(これは古いか)?しかも清原が覚せい剤を始めたのは巨人に移籍してからという。おかしいやお魔変化。巨人に入るまでは覚せい剤はやっていない。入ってからやとしたら、巨人の体質にこそ問題があるのではしかも、その巨人は賭博容疑で処分者を出したばかり。古くは江川事件、別所事件とダーティーの極みである。このような巨人に入団していたら、まっとうな人生が送れたはず、のコメントがいかに噴飯ものか、わかる。まずは事件を起こした本人の自己責任を真っ先に問うべきで、後世に向けても厳しい目を注ぐべき。これが普通の社会なら永久追放。ましてや野球界に携わっていて、現役時代より覚せい剤に染まっていたとしたら、完璧にアウト、それこそ、永久追放やろ。しかも、暴力団との付き合いを誇示していたという。野球が子供に夢を与えるスポーツと思うなら、巨人軍の代表やプロ野球のコミッショナーは清原の処遇を明確に述べるべし。「永久追放したら行き場所がない」,「更生するなというのか」、の芸能界などのコメント。芸能界やこの業界の甘さを露呈している。彼がやるべきことは、覚せい剤の重要性を理解し、中毒者が出ないように、知る限りを述べ,更生すること。覚せい剤中毒の克服。これは厳しいですよ。まず、本人がこれを成しえてから、次のことである。周囲の懐の深そうな間違った同情コメントは不必要。(坂道は落ちはじめたら早いで!!、気を付けや、とアミ・ジョリ)
by amitohyama
| 2016-02-08 16:58
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