2016年 02月 02日
「矜持」、使い方を間違ごうてませんか |
愈々、キャンプイン。これから、3月末までは阪神ファンにとっては安らかに、期待に、さまざまであるが、一年で唯一、心健やかに過ごせる時である。その安寧を破ったのが甘利大臣である。秘書にすべて押し付けない、政治家の「矜持」を守るため、辞任とか。周囲にははめられた、との同情論も。でも少しおかしくありませんか。万が一はめられたとしても、彼が賄賂を取る体質だったから、はめられたのである。清廉な政治家なら、受け取らないでしょう。そしてそうならはめようもない。大臣室でポケットに金を捻じりこむ、いつの話か、と思ってしまう。越後屋の世界である。彼の政治家としての矜持は責任を秘書に押し付けず、自ら大臣をやめること、としている。しかし、よく話を聞いてみると、「秘書への監督責任が果たせなかったので辞任」。まるっきり秘書に責任を押し付けているや、おませんか。URも国交省も責任逃れ。12回も会合を重ねて、何も口利きはしていませんとか。役人が外の人間と会う時は、「お会いになる目的は?」と必ず聞く。そして12回のうち何回かはメモが残っているはずである。そうでなければ、よっぽど暇な省庁。しかも道路の整備と称して2億円もの補償金を薩摩産業に?あてがっている。なんで2億も。会うだけで2億くれるんか。国交省とURは。それやったら、何度でも会いまっせ、ほんまに。とどのつまり、政治家として、役人として、業者としての矜持がないから、この事件は起きたといっても間違いではない。本来なら議員辞職である。 そういえば、パソコンを壊したおばはんも、秘書が、やったね。パンツ大臣や同性愛者を宿舎に引っ張り込んだ男も、国会をさぼって男と出かけていた議員も、まだ議員である。会社なら、首。到底考えられない。政治がこれでは、日本の将来も暗い。(そう主張するアミ、ジョリです。もうすぐ春やね)
by amitohyama
| 2016-02-02 13:20
|
Comments(0)