2016年 01月 20日
デイリースポーツに異変が! |
この数日、SMAP一色である。正直、僕より世代が若いので、個人的にはそれほど興味がない。このネタが過剰に報じられているのを実感したのは、1月19日デイリースポーツの朝刊である。乏しい記憶をたどれば、デイリースポーツの朝刊1面が阪神ネタでなかったのは阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日、その翌日の朝刊以来だと思う。死傷者5万(内死者6500人)と並ぶ大事件らしい。 過熱気味の報道を見ていて感じたのは、ジャニーズ事務所のやり方はパワハラそのものだということ、だけど誰も事務所のやり方を責めない。「芸能界という世界では・・・」というコメントが当たり前のように語られる。挙句の果ては5人雁首並べて、「謝罪会見」。彼らは一体どのような罪を犯したのか。謝罪会見をしなければならにのは、このような事態を招いた事務所のトップではないのか。まとめて4人が飛び出す事態は事務所の体制自体に問題があることを意味しているが、だれも触れない。通常の社会では考えられない、「芸能界常識」である。しかも、マスコミも奇妙なことに事務所に残ると主張した一人を英雄扱い。飛び出す勇気がなかったかもしれないのに。4人を裏切った可能性があるのに。「事務所を飛び出したら、干されて当然」「グループだからもとの鞘に戻るべき、そのためにも事務所に戻らないと(それやったら残る一人を責めないとあかんのに、飛び出した4人を責める不思議)」などなど。人の生き方の問題やから、好きにさせてやればいいのに。マスコミの反応がこうも一致すると、裏で事務所が情報操作している、と疑いたくなる。芸能関係も政治に関する一般紙ももはや長いものにはまかれる、という風潮は悲しい限りである。もはや、どのジャンルでもジャーナリスト、とは名ばかりか。この事件に対する芸能界とその取り巻きを見ていると医学界のほうがましに見えて来るから不思議である。また、この問題に政治家までがコメントしている。そのレベルの低さたるや。なにおか、いわんやである。(写真:千里の朝は真っ白。驚く二匹。この騒動に呆れ気味の表情かもね)
by amitohyama
| 2016-01-20 09:47
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