2015年 07月 09日
年寄りは死ねというのか! |
来年3月退職のS先生と昨日ゆっくり話をしました。「嫁はんが最近、お勤め、ご苦労様、とか妙にやさしいんですわ」、「そりゃ、退職金目当てやな。しやけど、退職金、安いで、ほんま、すすめの涙ちゅうか、蚤の屁やな」。事実3年前小生が退職した時はその6年前に退職した先生よりも2000万低く、最後の10年は給料は右肩さがりに落ちるわ、これが45年公務員、30年教授、10年管理職に対する仕打ちかと。もっとぞっとしたのは嫁はんの凍り付いた視線である。「先生、もっと腹立つのは年金でっせ。年金の確定通知が来たんですわ。もう働かんでええわと、胸を度らせて封を切ったんです。なんと年額160万でっせ。35年公務員、25年教授としてお国のために働いた結果がこれとは」「ほんまやで、俺で250万かな。年寄りに死ね!ちゅうねやな」。年金が少ない、生活できない!、と新幹線で焼身自殺したとんでもない爺さんの話題になる。人を巻き込んだらあかんし、その行為は論外。でも気持ちはなんとなくわかるなあ、老人ハローワークってナインかな、と、肩を落とす初老のふたりでした。退職したら田舎で畑仕事、晴耕雨読ですわ、と意気込んてた半年前はまさにうたかたの夢でした。老後の不安に対するボヤキはまたこんど。
by amitohyama
| 2015-07-09 14:22
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