2015年 07月 02日
死に時を考えますね |
とみに最近政権党の傲慢と野党の不甲斐なさが目につく。平和を標榜している宗教政党も政権しがみつく為、下駄の雪状態。憲法の解釈をまげてまで行うのなら、憲法改正を国民に問うのが憲政の王道である。打率最下位、本塁打最下位、盗塁最下位、防御率最下位のチームが首位に。ひょっとしたら、の密かな思いを持つも、やっぱりか。状態の今週。ええことは、おません。老人性鬱かも。先週末、92歳の母親を見取りのためホームから自宅へ。国は医療費削減のためインフラも整えていないのに在宅医療を強引に押し付ける。ホームでは熟練の介護士、ヘルパーさんの数が極めて少ない。激務の割に報酬が少ない。従ってよい条件が提示されるとすぐに移る。結果、介護が行き届かなくなる。こちらは文句が言える立場でないし、つらい。母はもっとつらいかもしれない。ホームの看護師さんのレベルも問題である。僕の医師としての力量とそう変わらないのだから。自宅に帰ると訪問看護師の方が世話を見てくれる。大変きめ細やかでほっとする。訪問医療の医師ともよく連携が取れ、家族の気持ちを大事にしてくれる。しかし、20日を超えると訪問医療は自由診療となる。毎日点滴で救われている患者はどうすればいいのか。頼まざるを得ない。混合診療に反対する医師会は老人を圧迫するこのシステムをなんとかすべきでしょう。退職金は激減、年金も激減、在宅の費用倍増では団塊の世代はあまりにもかわいそうである。我が家は二世帯住宅なので24時間の介護ヘルパーさんをお願する。それゆえ家族の負担はまだましであるが、費用も含めていろんな意味で大変である。しかし最後は自宅で、と思っていたのでこれでよしかと。
母親が二世帯住宅の隣に帰宅して一番ビビったのがアフロ頭のアミちゃんである(写真をご覧ください、ノー天気ですが)。ジョリーは遠山家で見つけ、アミーは母親が選んできた。7年前でる。すでに認知症が進んでいた母親はチビのアミーをぎゅーと抱きしめる。ヘタレのアミはー萎縮して硬直状態。それを救う役が、小生である。アミーがきて1年目の終わりには遠山家で寝泊まり。すっかり遠山アミー状態である。母を見に隣まで行く。玄関までくると、なかなか中にはいりたがらない。あのヘッドロックがトラウマになっているのである。さて母が帰宅してベッドのそばにアミーを置く。何とも言えぬ嬉しそうな顔である。ホームの時も僕屋兄の名前は忘れても、アミーチャンに会いたい、を繰り返していた。最後まで覚えている名前はアミーかもしれない。その夜、アミーは珍しく,下痢の3歩ぐらい手前。神経性大腸炎かと。かわいそうかな、と思ったが、母が喜ぶので、それから数日母のもとにつれてゆく。最終的には我が家に帰れると思ったのか神経性の下痢は回復、それにつれ母親にも愛嬌をふりまき始める。今では、母親の様子が変なのに気付いたのか、手や顔を舐める。えらいもんである。しっかりした母親だったので、いまの姿を見ると、自分の死に時を考えてしまいますね。医療が進みすぎ、無理をした出産、無理をした延命、考えもんです。
母親が二世帯住宅の隣に帰宅して一番ビビったのがアフロ頭のアミちゃんである(写真をご覧ください、ノー天気ですが)。ジョリーは遠山家で見つけ、アミーは母親が選んできた。7年前でる。すでに認知症が進んでいた母親はチビのアミーをぎゅーと抱きしめる。ヘタレのアミはー萎縮して硬直状態。それを救う役が、小生である。アミーがきて1年目の終わりには遠山家で寝泊まり。すっかり遠山アミー状態である。母を見に隣まで行く。玄関までくると、なかなか中にはいりたがらない。あのヘッドロックがトラウマになっているのである。さて母が帰宅してベッドのそばにアミーを置く。何とも言えぬ嬉しそうな顔である。ホームの時も僕屋兄の名前は忘れても、アミーチャンに会いたい、を繰り返していた。最後まで覚えている名前はアミーかもしれない。その夜、アミーは珍しく,下痢の3歩ぐらい手前。神経性大腸炎かと。かわいそうかな、と思ったが、母が喜ぶので、それから数日母のもとにつれてゆく。最終的には我が家に帰れると思ったのか神経性の下痢は回復、それにつれ母親にも愛嬌をふりまき始める。今では、母親の様子が変なのに気付いたのか、手や顔を舐める。えらいもんである。しっかりした母親だったので、いまの姿を見ると、自分の死に時を考えてしまいますね。医療が進みすぎ、無理をした出産、無理をした延命、考えもんです。
by amitohyama
| 2015-07-02 15:58
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