2014年 11月 04日
文科省は人材育成、基礎研究の振興などの原点に戻れ! |
近年大型研究費が多く組まれるようになった。それ自体は悪いことではない。しかし、出口研究に集中するあまり企業、薄っぺらな研究者達がそれに群がっているのが、悲しいが、現状である。また、同じ研究者が手を変え品を変え、複数のプロジェクトを獲得している例もある。これでは将来出口研究を生む基礎研究がダメになる。
そんななか文科省は各大学の運営負担金を業績により傾斜配分することを決めた。そうなると地方大学は極めて窮地に陥るし、大きな大学でも息の長い研究はできなくなる。各大学の底辺を広げるためには一定の負担金を各大学に均等にサポートする度量が求められる。このままでは日本のすべての大学が流行に流され、大学の独自性など夢のまた夢になる。文科省は出口研究は経産省や厚労省に任せ、原点、人材育成、基礎研究の振興に戻るべきである。またタンパク3000、ゲノムプロジェクト、脳プロなどの検証をしっかりして間違いを繰り返さないようにしてほしい。使っているお金は税金でっせ。
さらに文科省は大学運営のガバナンス強化と称して学長権限の強化を図っている。小生は、これは最悪であると思う。大学というところは、「自由である」ことが最大の魅力である。ゆえに、給料が安くても大学に戻る人材があり、そのことがよいオリジナルの研究を生むのである。大学はヘテロの学部がそれなりの努力をし、そのボトムアップで上がってきたことをトップダウンすることにより強い大学ができるのである。わたくしは文科省には「学長権限が強くなって、アホが学長になったらその大学はつぶれまっせ」、と常々言ってきた。これは杞憂ではなく、「もう俺の天下だ。やりたいように何でもやる!」と口走っているあほな学長の複数以上例をわたくしは知っている。せめて、リコール制度を導入するなどの歯止めはかけてもらいたいものある。そうでないと大学からの人材流出は止められない。人材育成をするべき文科省がアホな学長を生み、人材を大学から流出させてどないするきやねんと。
そんななか文科省は各大学の運営負担金を業績により傾斜配分することを決めた。そうなると地方大学は極めて窮地に陥るし、大きな大学でも息の長い研究はできなくなる。各大学の底辺を広げるためには一定の負担金を各大学に均等にサポートする度量が求められる。このままでは日本のすべての大学が流行に流され、大学の独自性など夢のまた夢になる。文科省は出口研究は経産省や厚労省に任せ、原点、人材育成、基礎研究の振興に戻るべきである。またタンパク3000、ゲノムプロジェクト、脳プロなどの検証をしっかりして間違いを繰り返さないようにしてほしい。使っているお金は税金でっせ。
さらに文科省は大学運営のガバナンス強化と称して学長権限の強化を図っている。小生は、これは最悪であると思う。大学というところは、「自由である」ことが最大の魅力である。ゆえに、給料が安くても大学に戻る人材があり、そのことがよいオリジナルの研究を生むのである。大学はヘテロの学部がそれなりの努力をし、そのボトムアップで上がってきたことをトップダウンすることにより強い大学ができるのである。わたくしは文科省には「学長権限が強くなって、アホが学長になったらその大学はつぶれまっせ」、と常々言ってきた。これは杞憂ではなく、「もう俺の天下だ。やりたいように何でもやる!」と口走っているあほな学長の複数以上例をわたくしは知っている。せめて、リコール制度を導入するなどの歯止めはかけてもらいたいものある。そうでないと大学からの人材流出は止められない。人材育成をするべき文科省がアホな学長を生み、人材を大学から流出させてどないするきやねんと。
by amitohyama
| 2014-11-04 11:08
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